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伐採木の炭 雑草抑制効果は

県立大木材高度加工研究所(木高研、能代市)と国土交通省能代河川国道事務所が、米代川河川敷で伐採した樹木で木炭を製造し、その有効利用を考える共同研究を進めている。昨年秋に木炭を地中に埋めたところ、雑草の生育速度が、埋めていない場所に比べ明らかに遅かったとし、再現性があるかなどを確かめる2年目の実証試験を29日にスタートさせた。研究を担当する木高研の栗本康司教授は「樹木の木炭化は大気中の二酸化炭素削減にも貢献する。生育の抑制効果を、道路脇の除草経費削減などにつなげることができれば」としている。

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