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八峰町八森でサウナカフェが開業準備 旧湯っこランドを改修

八峰町八森の旧高齢者コミュニティセンター(通称・湯っこランド)を改修して造る「サウナカフェ umikko(うみっコ)」は、今月下旬のオープンに向け急ピッチで準備が進む。サウナの設置を終え、検査などを残すのみとなり、運営する同町峰浜石川の鈴木了さん(35)=cochi(こち)デザイン事務所=は「気軽にコミュニケーションを取れる空間として利用してほしい」と話している。

2周年記念しイベント開催 能代市元町のマルヒコビルヂング

能代市の合同会社のしろ家守(やもり)舎(湊哲一代表社員)が元町で運営する複合施設「マルヒコビルヂング」が6日、2周年を迎え、記念イベントが始まった。県内各地のスイーツやパンの販売、くじ引きなどを行い、関心を集めている。7日まで。マルヒコは、街なかに多世代が集まるにぎわいの拠点をつくり、空き店舗のシャッターを開けていこうと、市内の40代の男性経営者らでつくる同社が、老舗酒屋だった旧丸彦商店をリノベーションして4年4月6日にグランドオープンさせた。

畠町通り空き店舗に「街角ピアノ」 14日から自由に演奏可能

能代市の畠町通りの空き店舗に、自由に弾ける「ストリートピアノ」が設置された。この建物で約20年前まで「学生ショップつかもと」を経営していた塚本豊さん(78)=同市寿域長根=が市内の建設会社などの協力を得て企画。塚本さんは「ピアノを通じて若者がにぎやかに交流できる場になればうれしい」と話している。14日から演奏できるよう準備中。当面は9月29日までの毎週日曜日にオープンし、使用可能時間は午前10時~午後4時を予定。

春に映える紅白 三種町鹿渡の金仏梅公園で観桜会始まる

三種町鹿渡の金仏(かなぼとけ)梅公園で梅の花が咲き、赤や白色の花々が地域に春の訪れを告げている。管理している町農業公社によると、県内最大規模の梅公園。観梅会が始まった6日は町内外から訪れた見物客が散策しながら花をめでる姿が見られた。金仏梅公園は、ことおか中央公園の南側にあり、5・3㌶の敷地に栽培用の「越の梅」や「藤五郎」、「白加賀」、「南高」、「豊後」のほか、観賞向けの花梅を合わせて約2千本が育つ。

観桜会を前に住民らでせん定・薬剤散布 藤里町藤琴の桜堤公園

藤里町藤琴の桜堤公園で桜を観賞する「さくらウィークinふじさと」(4月20~28日)が開催されるのを前に地域住民らボランティアが6日、桜並木再生のため、せん定や薬剤散布作業などを行った。参加者は「町内でも地元の人以外にはあまり知られていないが、見応えのある観桜スポット。少しずつ手をかけて町外にも知られる名所に育てていきたい」と話した。同公園は、白神山地森のえきから藤琴川を挟んだ対岸の堤防沿いに広がる約900㍍のエリア。平成9年度から13年度にかけて県が八重桜、ベニヤマザクラ、ソメイヨシノなど合わせて90本を植樹した。

「花っCOラボ」でのセルフ撮影会好評 能代市昇平岱の花まり

能代市昇平岱の花屋「花まり」(中川麻里子代表取締役社長)で、花で飾られたフォトスタジオ「花っCOラボ」での撮影会が好評を得ている。通常は「花まりフォト」としてプロのカメラマンによる月1回の指定日に撮影が行われているが、卒業・入学シーズンに合わせて家族や友人同士で記念写真を残してもらおうと、今月中旬までの期間限定でセルフ撮影を企画。利用者は自分のカメラやスマートフォンで自由に撮影でき、たくさんの花に囲まれた空間で、思い出の写真を撮る人たちの人気を集めている。

能代市の空き家、過去最多2466戸に 半数以上が能代駅周辺

能代市は、5年度の空き家等実態調査の結果をまとめた。空き家(店舗など含む)の件数は2466戸で、前年度に比べて76戸(3・2%)増加し、平成26年度からの調査で過去最多となった。状態別で見ると、危険度の高い「特定空き家」と「損傷箇所あり」の空き家は年々増加し5年度は計1758戸で、平成26年度時点の5倍余りに増え、逆に「良好」な空き家は減少。空き家の半数以上がJR能代駅周辺に集中し、市街地で空き家問題が顕在化している。市は「壊れたまま放置されている空き家が相当ある」とし、適切な管理を呼び掛けている。

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