最低、丸3日間は待機を

「待機期間」3日目の朝。
前日まではなかった、変なせきが出るようになった。
抗原検査キットで検査してみると、陰性の表示。
「気のせいか」と思ってみるものの、せきは止まってくれず、夕方、あえなく発熱。
翌日、医療機関で陽性と診断され、その後1週間の自宅療養を余儀なくされた。

同居家族が陽性と分かって以降、自宅でも食事以外はマスクをし、消毒も換気も小まめにして、2次感染だけはしまい、絶対にかかりたくないと心を強くしていたのに…。
それでも感染してしまうこの病気の怖さ、厄介さを身を持って知った。

コロナに感染した者として、伝えたいことがある。
それは濃厚接触者となった同居家族等は最低、丸3日間は、たとえ元気であっても社会には出ない方がいい、ということだ。
県の新型コロナ療養ガイド(昨年12月9日公表)には、同居家族等の待機期間は原則5日間、期間を短縮する場合は「2日目及び3日目に連続して検査キットで陰性を確認」することとあり、早ければ3日目には仕事などにも復帰できるとしているが、いつの間にか感染し、2日目と3日目に検査してどっちも陰性だった(検査の仕方がまずかった可能性はあるが…)にもかかわらず、4日目に陽性となる人間(私)もいる。

感染にはさすがに落ち込んだが、検査キットの結果やガイドを過信して、もし3日目に社会活動を〝強行再開〟し、ウイルスを周囲にまき散らしていたら、もっと落ち込んでいたかもしれない。

休む、無理に動かない、周りに、社会に拡大させないは、感染した人の責務。
みんなで守りたい。

(平)

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