スポーツで「熱い夏」に
週末を中心にスポーツ大会が盛んで、小中高校の選手たちが上位大会出場を懸けて熱戦を繰り広げている。
最上級生にとっては、敗れると「最後の舞台」となるだけに、選手たちは全力を尽くし、懸命なプレーの一場面が紙面を飾る。
地元関係選手の活躍を伝えたいと、高校生や一般が参加する大会では能代山本出身選手の結果も加えるように努めている。
大会記録には、選手の経歴までは記載されず、記者の記憶や過去記事を頼りに関係選手がいないかを点検する。
高校で新たな競技に挑む生徒や、中学時代は上位に名前がなかったが高校になって活躍する生徒もおり、完璧には拾い切れず、保護者や出身中学関係者から指摘を受けることもある。
県外の強豪校に進み競技を続けている生徒もいて、以前その保護者から、その県の大会の結果も掲載してほしいとの要望もあったが、すべての大会情報を網羅するのは困難なことから、「東北大会や全国大会等で記録に載れば記事にしたい」と理解してもらった。
「決戦の夏」はまだまだ続く。
甲子園切符を懸けた全国高校野球選手権秋田大会ももうすぐ開幕、全県中学総体は15日から集中開催、25日には北海道で能代科学技術高が臨む全国高校総体(インターハイ)バスケットボール競技が始まる。
昨年は能代松陽が平成23年(当時能代商)以来11年ぶりに甲子園切符を獲得、地域が沸いた。
すでに全国行きを決めた団体、個人もいる。スポーツに祭り、イベントも加え、今年も「熱い夏」の、にぎやかな紙面を届けたい。
(池)