コロナ前の選挙風景徐々に

 コロナ禍前の選挙風景が徐々に戻ってきた。一昨年の知事選、昨年の能代市長選、市議選などは、候補者がマスクやフェースシールドを装着し、有権者には「グータッチ」で支持を求める光景が広がっていたが、31日告示された県議選の能代市山本郡選挙区に立候補した5陣営の出陣式は、いずれの候補者もマスクなしで第一声を放ち、遊説出発前には支援者との握手も〝復活〟した。一方で事務所への消毒液設置、選挙カーの換気など、基本的な感染防止対策は怠ることなく、9日間の選挙戦を乗り切る構えだ。

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