「消防クラスター」が発生
能代山本広域市町村圏組合消防本部と能代消防署で、新型コロナウイルスに感染する職員が相次ぎ、クラスター(感染者集団)と認定された。感染防止対策を講じてきた職場にも新型ウイルスは入り込み、23日時点で8人の感染が判明した。濃厚接触者などとして自宅待機となった職員は22日時点で27人に上り、職員の約3分の1を欠く事態となっている。同本部・能代署は、出勤者には毎日・全員抗原検査を行いながら人員をやり繰りし24時間勤務体制の職員を確保、住民の生命と財産を守る「とりで」の維持に努めている。