軽症者らの自宅療養開始
県は22日までに、新型コロナウイルス感染症の軽症・無症状者を対象に自宅療養を開始した。基準とする「宿泊療養施設の使用率4割程度」を超えたためで、新規陽性者や療養対応調整中の人のうち「40歳未満、重症化因子がない」などの項目に該当し、自宅での療養環境に支障がないと判断された人が対象となる。県はこれまで、新型ウイルス陽性者は「原則、入院か宿泊療養」としてきた。感染力の強い変異株「オミクロン株」により感染が急激に拡大する一方、重症の人が確認されていないことを踏まえ、医療提供体制のひっ迫を防ぐことを目的に対応を変更した。県によると22日現在の自宅療養者は11人という。