コロナ県内初確認から丸3年

 新型コロナウイルス感染症の感染者が、県内で初めて確認された2年3月6日から、3年となる。昨秋からの流行「第8波」はピークを越え、今月13日には感染対策として日常化したマスク着用が個人の判断に委ねられ、感染症法上の分類は季節性インフルエンザと同じ「5類」となる日も近い。新興ウイルスに翻弄(ほんろう)された地域社会は転換期を迎えるが、ウイルスは消失したわけではなく、流行の再来はあり得る。経済・社会活動の本格再開へ、個々人の必要に応じた感染予防、他人にうつさない行動が一層求められる。

関連記事一覧

error: Content is protected !!