昨年の労災死傷者数大幅増
能代労働基準監督署がまとめた令和4年の管内(能代山本)の労働災害発生状況(速報値)によると、労働災害(休業4日以上)の死傷者数は全業種合計235人(うち死亡1人)で、前年(80人)に比べ155人の大幅増となった。業務に起因した新型コロナウイルスへの感染が137人で、人数を押し上げた形だが、新型コロナを除いた数(98人)で比較しても前年を18人上回った。同署は「厳しい状況と受け止めている。事業所に対し改めて労災防止のための注意事項の周知と、監督・指導を進めていく」としている。