児童虐待件数前年度を上回る

 能代市のまとめによると、今年度に市が児童虐待と判断したケースは12月末現在で21件(人)となり、3年度トータルの20件を上回っている。虐待や、関係機関への通告義務に対する住民の関心が高まりつつあるとみられる。種別は「心理的虐待」が全体の6割余りを占め、虐待を受けた年齢は「小学生」が最も多かった。子どものゲームへの没頭がきっかけとなって虐待につながったケースもあり、市は「ゲームやスマホなどの使用時間の調整・抑制は大きな課題。今後も関係機関と連携して対応する」としている。

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