銭湯「巴湯」137年の歴史に幕
公衆浴場として明治時代から営業してきた能代市日吉町の銭湯「巴湯」が、29日の営業を最後に137年の歴史に幕を下ろす。お湯を沸かす燃料費の高騰や装置の老朽化などが理由。約20年間、1人で店を守ってきた店主の能登保子さん(88)は「私ももう年だし、ここが引き際と決断した。長年通ってくれたお客さんには感謝しかない」と話す。巴湯の閉店で、市内の銭湯は「明治湯」(明治町)の1軒だけとなる。
公衆浴場として明治時代から営業してきた能代市日吉町の銭湯「巴湯」が、29日の営業を最後に137年の歴史に幕を下ろす。お湯を沸かす燃料費の高騰や装置の老朽化などが理由。約20年間、1人で店を守ってきた店主の能登保子さん(88)は「私ももう年だし、ここが引き際と決断した。長年通ってくれたお客さんには感謝しかない」と話す。巴湯の閉店で、市内の銭湯は「明治湯」(明治町)の1軒だけとなる。