子育て世帯の貧困13・4%

 能代市は、子どもの貧困対策の計画策定に向け、子育て世帯に行ったアンケート結果をまとめた。世帯の13・4%が「貧困線」を下回り、相対的な貧困とされる所得状況で、ひとり親世帯に限ると35・7%、3世帯のうち1世帯が該当した。貧困線未満の世帯では、子どもの学校の成績を「良好」とする割合や、子どもの進学で大学卒業等を望む割合が低い傾向があった。経済的な困窮経験として多かったのは「子どもの服」。子どもの貧困対策で重視する事業は、福祉医療(マル福)の充実など「経済的支援」を挙げる声が多かった。

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