能代の秋木製鋼が検査不正

 能代市中川原の秋木製鋼(高崎融社長)が重電メーカーなどから受注した発電用タービン部材などの鋳造品の一部について、強度などを確認する試験や鋳物の強度を高めるための熱処理を、発注者の要求を満たさないままに出荷していたことが14日までに分かった。取引先に対し架空の検査結果や熱処理は適切に実施したとする虚偽の報告も行っていた。関係先には事実を報告済みで、社内でさらに詳しい調査を進めている。

関連記事一覧

error: Content is protected !!