白神山地世界遺産登録30周年
秋田、青森両県にまたがる白神山地は、ユネスコの世界自然遺産に登録されて今年で30周年を迎える。本県側の玄関口に当たる能代山本では、ブナなどの原生林が広がる貴重な自然環境の保全に官民連携で取り組むとともに、観光資源としての活用による地域振興を模索してきた。近年は、ガイドの育成や食害を引き起こすニホンジカ対策などの課題も浮上し、対応が急務だ。遺産登録から30年。この地域は、白神山地との共生実現に向けて確かな歩みを続けてきたのか。節目の年に考えたい。
秋田、青森両県にまたがる白神山地は、ユネスコの世界自然遺産に登録されて今年で30周年を迎える。本県側の玄関口に当たる能代山本では、ブナなどの原生林が広がる貴重な自然環境の保全に官民連携で取り組むとともに、観光資源としての活用による地域振興を模索してきた。近年は、ガイドの育成や食害を引き起こすニホンジカ対策などの課題も浮上し、対応が急務だ。遺産登録から30年。この地域は、白神山地との共生実現に向けて確かな歩みを続けてきたのか。節目の年に考えたい。