能代港の埠頭拡張工事着々

 洋上風力発電の建設拠点となる能代港で、埋め立てて拡張する埠頭(ふとう)の護岸が姿を現してきた。起重機船で大量の捨て石を海に投入して、新たな埠頭となる外周に堤を造っている。県が総事業費60億円を投じて6年度の完成を目指す。国が再エネ海域利用法に基づき、洋上風力の整備促進区域に指定した能代市・三種町・男鹿市沖では、三菱商事(東京)の企業連合が8年度に着工する予定で、機能強化された同港を洋上風車の建設などで活用することになる。

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