県が「医療ひっ迫宣言」発出
県は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県独自に「医療ひっ迫宣言」を発出した。高齢者や基礎疾患がある人などへの医療提供体制を守るため、重症化リスクが低く症状が軽い人に対しては自己検査や自宅療養への備えに協力を呼び掛ける。国の指針に沿って感染警戒のレベル分類も見直した。これまでの5段階(0~4)から4段階(1~4)に改め、現在のレベルは「2」(感染拡大初期)。医療提供体制の維持や基本的な感染防止対策の徹底を呼び掛ける一方、現時点では外出などに関わる強い行動制限は求めない。