クマ被害防止へ緩衝帯整備

 能代市がクマ被害防止対策の一環として、2年度から桧山地区で実施してきた緩衝帯の整備が今年度で終了した。集落に近い林や斜面の雑草・雑木を除去して空間を開き、クマが隠れられないようにする取り組みで、今年度は3・2㌶で下刈りを行った。市は、果樹を放置しておかないことなど住民側の取り組みもあり、「クマが集落に近づきにくくなっている」と話す。一方、来年度からは同市二ツ井町仁鮒地区で緩衝帯の整備に取り掛かる予定で、「桧山地区の取り組みを広げていきたい」としている。

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