森林境界推定図作製し説明会
能代市は今年度、市独自の森林経営管理事業「能代システム」の一環で、常盤・久喜沢地区の森林約350㌶で森林境界推定図を作製した。自分の山の位置や境界を把握できる図面で、境界の立ち会い調査を省略したことなどから、3年度の実績(54㌶)から大幅に伸ばした。18日から22日に地区で説明会を開いて図面を説明し、来春に間伐などの施業を所有者に提案する。来年度には同地区のほか二ツ井町種梅地区でも同事業に着手する。一方、施業の提案を受けても実際に着手しようとする所有者は一部で、「自分の山には価値がある」という意識をいかに啓発していくかが課題だ。