ブラックペレット実証試験

 東北電力は能代市大森山の能代火力発電所構内で、木材を加熱して半炭化したバイオマス燃料「ブラックペレット」の活用に向けた実証を行っている。石炭火力の脱炭素化に向けた取り組みで、石炭に混ぜて燃やす「混焼」を行うことで、発電所から排出される二酸化炭素(CO2)を低減することが目的。今年2月から屋外貯炭場の一角で貯蔵試験を行ったところ、発熱が起きず安全に貯蔵できることが確認できた。年内にブラックペレットの搬送試験を行い、実際の「混焼」試験へつなげる。

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