基金の設置や共生策検討へ

 政府が洋上風力発電設備を優先的に整備する「促進区域」に指定した能代市・三種町・男鹿市沖の利害関係者らでつくる法定協議会の第4回会議が27日、秋田市で開かれた。同沖の公募で昨年12月に発電事業者に選ばれた三菱商事など3社でつくる「秋田能代・三種・男鹿オフショアウインド合同会社」が新たな会員に加わり、法定協が決めた意見取りまとめへの対応方針や事業の進ちょくを説明した。早期に実務者会議を設置し、基金の設置や共生策実施に向けた検討を行うことを決めた。9年6月の洋上工事開始2年前(7年)までに漁業影響調査を実施することも確認。2年の任期を迎えた座長に中村雅英・秋田大名誉教授を再任した。

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