三種町避難情報 段階踏まず

 今月10日の大雨で、三種町は、5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」を三種川の氾濫後に県内で初めて発令したが、水位の上昇や氾濫を予測して事前に「高齢者等避難」(警戒レベル3)や「避難指示」(同4)を段階的に発令することはなかった。町などによると、三種川支流の上流部にある、ため池の決壊が「想定外」で、急激な水位の高まりに避難情報の判断が後手に回った。町は「今回の大雨を教訓に、常に最悪の事態を考えて災害対応に当たりたい」としている。

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