大石さん「死神を祀る」出版

 能代市出身の小説家、大石大さん(38、本名・大石和大〈おおいしかずひろ〉)=埼玉県狭山市=は、3作目となる連作短編集「死神を祀(まつ)る」を出版した。東北地方にある架空の都市「はるみ市」と、死神を祀るといわれる神社を舞台に、人々の心の中にあるさまざまな苦悩や思い、地域の将来などを描いた作品。大石さんは「気軽に楽しみながら読んでもらい、私たちの未来や生きること、死ぬことに思いをはせてほしい」と話す。四六判。309㌻。双葉社。1800円(税別)。

大石さん「死神を祀る」出版
「死神を祀る」を出版した大石さん

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