虫害でジュンサイ収量大幅減

 三種町の特産・ジュンサイが、今夏も大幅な収量減に見舞われている。本来ならピークの時期だが、ユスリカの幼虫に新芽を食べられる被害が相次ぎ、加工業者や摘み手からは「平年の3分の1の収量しかない」「これだけ虫害が多いのは初めて」との声が聞かれる。JA秋田やまもとの集荷量は過去最低の昨年を下回るペースで、産直施設も品薄の状況。農家の高齢化などの問題も根本にあり、生産量日本一の産地を守る手だてが求められる。

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