能代市消費生活相談384件
能代市消費生活センターが昨年度、新規で受け付けた相談は384件で前年度比41件(12・0%)増加した。新型コロナウイルス関連は1件だが、インターネット絡みの相談が少なくなく、コロナ禍で「おうち時間」が増えていることも一因とみられる。生活困窮に伴う多重債務、この冬の大雪による被害につけ込んだ訪問販売に関する相談も多かった。同センターは「抱え込まずに相談を」と呼び掛けているほか、成年年齢引き下げで「大人」になった若者や、幼い子どもを持つ保護者を対象にした消費者教育に力を入れていきたい考えだ。