今冬倒伏の400年ブナを調査

 藤里町の岳岱自然観察教育林にあり、本県側の白神山地を象徴する存在で今冬倒木が確認された「400年ブナ」の現地調査が20日、行われた。林野庁東北森林管理局の職員が樹齢400年超とされる巨木の倒伏状況を調べ、菌や雨水が樹体内に侵入して腐朽が進み、根元付近から折れたとの見方を示した。今後の対応について、「森の循環を学べる」として現地保存する方針で、町やガイド団体などと協議していく。

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