イノシシの目撃頭数急増

 県山本地域振興局のまとめによると、能代山本では3年度、イノシシの目撃頭数が延べ34頭に上った。2年度は目撃がなく、その前は数頭で推移していたが、一気に増え、同振興局は「個体数が増えている可能性が否定できない」とする。一方、イノシシは警戒心が強いため捕獲が難しく、能代山本での捕獲実績は昨年度と今年度の計3頭にとどまっている。県は今年度もくくりわなの講習会を開き、わな猟免許所持者の技術向上と新規免許取得者の増加を図りたい考えで、同振興局は「農業被害の拡大や豚熱の懸念がある。捕獲を強化していく」としている。

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