
能代市が「こども家庭センター」を設置 子育て支援を包括的に
能代市は今年度、子育て支援課内に「こども家庭センター」を設置した。母子保健機能と児童福祉機能を一体的に運営することで、子育てに困難を抱える家庭を早期に把握して情報共有し、必要な支援につなげることが目的。専門資格を有する心理担当職員を新たに確保し、相談機能を強化している。訪問による生活の支援など新たな取り組みの検討も進める。近年は虐待関連の市の対応が増えているとし、市は「ささいなことでも相談してほしい。『1人で子育てしないで』と伝えたい」と話している。
