
県内レギュラーガソリン過去最高値に 家計直撃、節約の動きも
ガソリンや軽油、灯油などの価格高騰が続いている。石油情報センターが9日に発表した7日時点の県内レギュラーガソリン1㍑当たりの平均価格は184円で前週調査より60銭上昇し、過去最高値を記録した令和5年9月と並んだ。さまざまな物価が高騰する中、消費者の生活を直撃しており、能代山本のガソリンスタンドからは「節約意識の高まりから来店数の減少を感じている」という声も聞かれた。同センターが毎週水曜日に公表する価格調査によると、本県のレギュラーガソリン(1㍑)の平均価格は4週連続の値上がりとなった。今年1月20日の調査時点から12週連続で180円台の高値が続いている。能代市内のあるガソリンスタンドでは、11日時点でレギュラーガソリンが1㍑で187円、軽油が167円。いずれも今月初めに2円引き上げた。
