桜並木の名所にと住民ら枝剪定 伊藤園も協力 藤里町藤琴の桜づつみ公園

 藤里町藤琴の桜づつみ公園で12日、住民らが参加して桜並木の剪定(せんてい)作業が行われた。今年は製茶・清涼飲料水メーカーの「伊藤園」(本社・東京都渋谷区)も主催者として活動に加わり、参加者たちは公園の桜並木を町内有数の桜の見どころに育てようと、枝を1本ずつ確かめ、丁寧に作業を続けていた。同桜づつみ公園は、白神山地森のえきから藤琴川を挟んだ対岸の堤防沿い約900㍍にわたって広がるエリア。平成9年度から13年度にかけて県が八重桜、ベニヤマザクラ、ソメイヨシノなど合わせて90本を植樹した後は施肥を含めてほとんど手入れされなかったため次第に樹勢が衰え、一部にはテングス病が見られたりしていたことから、町と白神山地ふじさと観光協会が昨年から地域住民に呼び掛けて剪定作業を行っている。

桜の名所になることを願って桜の木を丁寧に剪定する参加者たち
桜の名所になることを願って桜の木を丁寧に剪定する参加者たち

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