
行楽の春本番へ 能代市役所「さくら庭」のソメイヨシノほころぶ
能代市役所本庁舎「さくら庭」の桜が咲き始めた。旧渟二小時代から多くの人に親しまれてきた桜であり、能代山本を代表する観桜地だ。12日の同市能代地域は最高気温が5月上旬並みの17・2度(午前11時44分)を観測。好天の下、能代観光協会主催の「さくらまつり屋台村」で飲食を楽しみながら花をめでる人も見られ、春の行楽期の到来を感じさせた。市役所の敷地には旧渟二小時代からのソメイヨシノなど56本の桜の木が植栽されている。市は11日、「フェイスブック」や「X(旧ツイッター)」といったインターネット交流サイトに、さくら庭で桜が咲いたと投稿した。開花したのは、本庁舎南側2階部分に枝を伸ばしているもので、青空に映え、周りがつぼみの中で淡いピンク色の愛らしい花は訪れた人たちの注目を集めた。
