
健苗を願って作業 能代山本地方で水稲の種まき進む
能代山本で水稲の播種(はしゅ)作業が行われている。能代市荷八田のJAあきた白神能代営農センターでは今月下旬まで作業が続き、5月10日ごろから農家へ供給を開始する予定。各地の農家もそれぞれ作業を行い、今年の米作りが本格化する。同センターは、播種作業の設備を持たない農家や、高齢で作業ができなくなった農家などから注文を受けて育苗に取り組んでいる。県が生産するあきたこまちの種もみは今年産から、カドミウム低吸収性品種の「あきたこまちR」に切り替わり、同JAもこまちRを供給する。発芽を促す浸種作業を終えた種もみから順に播種を行っており、育苗箱で約2万枚分を供給する計画。作業は今月3日に開始。毎週木・金曜日に行っている。11日は2巡目で、10日分と合わせ約5千枚に播種した。
