能代市木の学校、6年度来館者2138人 前年度比減も3年連続で大台突破

 能代市河戸川にある「木の学校」の6年度の来館者数が2千人を超えた。3年連続の大台突破で、指定管理者制度が導入された平成25年度以降、2番目の多さとなった。口コミで人気が市外に広がり、リピーターも多い。市外への出前講習が倍増しており、木の魅力を伝える施設と木都能代のPRに役立っているという。一方、用途の広い糸のこの使い方を学ぶ木工教室が低調で、「昔は人気だったが、世相を映し出しているのでは」と話している。木の学校は、施設を設置した市の指定管理を受けて能代木材産業連合会(木産連)が運営している。子どもから大人まで木工体験できる施設で、材料にさまざまな木材を使用する。昨年度の来館者数は個人、団体合わせて2138人で前年度比245人減。月別の最高は10月の509人、最低は2月の89人だった。

昨年度の来館者数が2千人を超えた「木の学校」
昨年度の来館者数が2千人を超えた「木の学校」

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