
7年度高校入試5教科平均274・2点 前年度3・4点下回る
県教育委員会は10日、7年度県公立高校入試の抽出調査結果を公表した。5教科平均点は274・2点で前年を3・4点下回った。教科別では国語が最も高い66・3点。逆に数学が最も低い47・6点。英語が49・8点で、想定した平均点数を下回った。県教育庁高校教育課は「基礎・基本問題の正答率が高く、受験生は日頃の学習の成果を発揮した」とする一方、課題も指摘し学校での指導や授業改善に生かしていく方針を示している。調査は全日制、定時制の1次選抜受験者5794人のうち、約8%に当たる463人を対象に結果を分析した。教科別の平均点は▽国語66・3点(前年度比1・5点低下)▽社会53・7点(同5・6点低下)▽数学47・6点(同1・1点低下)▽理科56・8点(同4・9点上昇)▽英語49・8点(同0・1点低下)──。5教科の平均点を100点換算すると54・8点で、前年度を0・7点下回った。