
能代市副業型地域活性化起業人にJAXAの大井田さん 水素ラボ構想に助言
能代市は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)でチーフエンジニアを務める大井田俊彦さん(60)=茨城県つくば市=を副業型地域活性化起業人として受け入れた。今月1日から1年間で、最長3年間。活動業務は水素ラボ構想の実現や宇宙のまちづくりに関する助言・提案など。9日に斉藤市長と面会し、「『能代に行けばチャレンジできる』と全国に知れ渡るようにしたい」と意気込みを語った。地域活性化起業人制度は、三大都市圏に所在する企業の社員などを地方自治体が受け入れ、ノウハウや知見を生かして地域活性化に取り組んでもらう。受け入れに要する経費は国が特別交付税で措置する。
