
春告げるウスメバル 八峰町で刺し網漁
春の訪れを告げるウスメバル(テリ)の刺し網漁が、八峰町八森、岩館両漁港で行われている。6日は前日に続いてまとまった水揚げがあり、漁師や手伝いの住民が網から魚を外す作業に追われていた。「春告魚」とも呼ばれるウスメバルは、赤い魚体からアカテリとも。上品な味わいの白身の魚で、塩焼きや煮付け、刺し身もおいしい。東京方面を中心に各地へ出荷され、高級魚として人気がある。県漁協北部支所によると、今季は八森漁港4隻、岩館漁港2隻が刺し網漁を行っている。ウスメバル漁は6月まで。
