春の火災予防運動始まる 初日は車両パレードや消防団員が訓練展開

 「守りたい 未来があるから 火の用心」を統一標語に掲げる春の火災予防運動は6日、県内で一斉に始まった。12日までの期間中、能代山本では消防職員や消防団員が訓練や警戒巡回などを展開。空気は乾燥し強い風が吹き、農繁期を前にした野焼き(火入れ)やごみ焼きが増えて火災の発生リスクが高まる季節であることを踏まえ、関係機関が農村部を中心に火の取り扱い方に目を光らせ、火災発生防止の徹底を図る。三種消防署や三種町消防団は運動初日、同消防署を発着点とする防火パレードを実施、署員や消防団員合わせて14人が参加した。パレードに先立ち、同消防署で出発式を行い、田川町長が「今年は全国的に大規模な林野火災が発生している。これから町内もごみ焼きや野焼きが増えてくる時期でもあるので、注意喚起をお願いする」とあいさつした。

三種町内を巡る防火パレードに消防車両が出発(同町川尻で)
三種町内を巡る防火パレードに消防車両が出発(同町川尻で)

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