
能代山本での得票数、鈴木氏1万9896票 4市町すべてトップ
知事選の能代山本4市町の開票結果を見ると、元自民党県議の鈴木健太氏が1万9896票を獲得した。県政の刷新を訴えながら支持を集め、4市町すべてでトップに立ち、元副知事の猿田和三氏に3458票差をつけた。「変化」や「刷新」を求める多くの有権者に支持を広げた鈴木氏は、能代山本4市町でも若者から高齢者まで幅広い世代から支持を集め、4市町での得票率は54・1%となった。能代市は54・0%、三種町は53・7%、八峰町は54・5%、藤里町は56・1%で、4市町すべてで最多票を獲得した。一方、猿田氏は、各政党や労働団体などの厚い支持を受けながら県政の即戦力としてアピールしたものの、保守分裂もある中で組織票を固められず、4市町での得票率は44・7%にとどまり、鈴木氏には9・4㌽差をつけられた。