鈴木氏陣営、圧勝に沸く 新知事「閉塞感打ち破る」と決意

 秋田市広面に鈴木氏の陣営が開設した会場には、午後7時前から支持者が集まり出し、開票が始まるのを待った。同8時すぎ、投票締め切りから程なくして「当確」が知らされた会場は、驚きも含んだ大歓声に包まれた。「健太!健太!」のコールが響く中で会場入りした鈴木氏は、選挙戦を支えた県議らと固く握手したり、抱き合ったりして感謝を伝えた。県議団に囲まれてステージに上がり、右手を突き上げて「えいえい、おー!」と勝どきを上げた。マイクを握った鈴木氏は「今日がさらに大きなスタートの日」と位置付けつつ、「託されたのは、長年秋田を覆ってきた閉塞(へいそく)感を打ち破ってほしいという思い。県庁に限らず、マインドを変えていきたい。しっかりと精度を高めた取り組みを展開していく」と力を込めた。

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