夏ごろに6年産米の追加精算 JA白神、庭先価格と同水準に

 JAあきた白神(工藤巌組合長)の座談会は2、3の両日、管内の4地区で開かれた。今年夏ごろをめどに6年産米の追加精算を行うとし、「昨年秋の庭先価格(商系の他業者の価格)と同水準の農家手取りとなるようにしたい」と述べた。また、第10次3カ年計画案(7~9年度)と7年度経営計画の目安案を示し、各事業を説明した。両案とも6月の総代会に諮る。座談会は、2日に東能代地区と能代北地区、3日は二ツ井地区と藤里地区を対象にそれぞれ開催。藤里地区は藤里町総合開発センターを会場とし、組合員約60人と役職員が参集した。工藤組合長は、JA全農あきたが各JAに支払う今年産米のJA概算金の予定水準額があきたこまち1等米60㌔で2万4千円となったことや、6年度に白神ねぎが販売額20億円を達成したことに触れ、「組合員が夢と希望を持ち、将来にわたり持続可能な農業・地域の実現に向けて取り組んでいく」とあいさつした。

3カ年計画案やコメの需給見通しなどを説明した座談会(藤里町総合開発センターで)
3カ年計画案やコメの需給見通しなどを説明した座談会(藤里町総合開発センターで)

関連記事一覧

error: Content is protected !!