
サクラマス解禁 釣果期待
地磯のヤリイカ、終盤で小ぶり
ファン待望のサクラマス釣りが解禁となりました。規則を守り、増水等にも注意しながら、春の醍醐味(だいごみ)を楽しみましょう。
ヤリイカ
男鹿市・男鹿半島一帯の各地磯ではエギングで胴長10~20㌢クラスが1人0~14杯。エギまたは餌巻きエギを使用。終盤のため小型が目立ってきた。
クロソイ
男鹿市・男鹿半島一帯の各港湾ではルアー釣りで15~20㌢クラスが1人0~2匹。マゾイ(標準和名=キツネメバル)も交じる。ジグヘッドリグ、テキサスリグを使用し、ワームは2~3㌅のホッグ系、シャッド系、ピンテール系。
メバル
男鹿市・男鹿半島一帯の各港湾ではルアー釣りで15~22㌢クラスが1人0~2匹。クロソイとともに夜行性が強いため、ナイトゲームがお勧め。ジグヘッドリグを使用し、アピール度の高いシャッド系のワーム、食いが渋い時は微波動のピンテール系のワームが良い。
さて、4月1日に米代川水系のサクラマス釣りが解禁となったが、今冬は積雪量が多く、雪代による増水と濁りで釣りにならない日が多そうだ。水位が高いと流芯に定位するサクラマスとの距離が広がり、かつ濁りによってなおさらサクラマスがルアーを見つけづらくなる。実際、2015年から4月解禁となってこの10年の実績を見ると、積雪量が少なく、3月のうちに雪代が落ち着き、4月に渇水となった年に数が釣れている。今年は前述の通り残念ながらそのような好状況にはならないが、雪代が落ち着くタイミングを見極めれば大いにチャンスはある。その目安は、最低気温が0度、最高気温が5度前後までしか上がらない日の翌日。これは冷え込みによって山間部の雪解けが抑えられ、その効果は時間差で翌日に表れるため。当然ながら冷え込みの期間が長いほど減水が進み、濁りが取れて透明度も上がりチャンスは拡大する。逆に気温が15度以上まで上昇すると翌日は大量の雪代が流入してしまう。チャンスは半日、いや数時間の日もあるので、いつでも釣りができるよう年券を購入しておくと良い。
情報提供は秋田市の釣り東北社
TEL:018-824-1590