
サクラマス釣り解禁 米代川に全国から太公望
県内の各河川で1日、サクラマス釣りが解禁された。全国的に好スポットとして知られる能代市を流れる米代川でも早朝からサクラマスを狙って竿(さお)を振る太公望の姿が多く見られた。上小阿仁村から訪れた50代男性はこの日の午前中だけで、2尾釣り上げて「ただただうれしい」と笑顔。シーズンオフ中に川の流量や水温などの状況に応じて、どのようにアプローチするかを考え、今回の釣りに生かしたといい「なかなか釣ることができない魚である分、釣れた時の達成感は他の魚では味わえない。保持できる数に制限はあるが、釣れるだけ釣りたい」と話した。米代川水系サクラマス協議会の共同漁業権遊漁規則によると、昨年の改定で漁期は7月末までとなり、1シーズン当たりに保持できるのは10尾まで(体長16㌢以上に限る)となった。遊漁券(手釣り限定)は年券1万5千円、日券3500円(現場売り5千円)で高校生以下は無料。
