
阪神・工藤(能代一中出)ほろ苦デビュー 3連続四球で1失点
能代一中出身でプロ野球阪神のルーキー、工藤泰成投手(23)が29日、広島市のマツダスタジアムで行われた広島戦に登板、3分の2イニングで1点を与え交代と、ほろ苦いデビューとなった。期待の最速159㌔右腕は、開幕2戦目での起用となった。1─1で迎えた5回裏に先発の富田蓮を継投すると、先頭打者を1ゴロで押さえ1死。次打者が安打で出塁、その後三振で2死としたが、そこから3連続四球を与え、押し出しで1点を奪われ逆転されたところで降板した。6回に阪神が2点を入れ再逆転したため、工藤に「負け」は付かなかった。