
独り暮らし高齢者宅中心に31件出動 今冬の能代市社福協・雪んこレンジャー
能代市社会福祉協議会のまとめによると、今冬の除雪ボランティア「雪んこレンジャー」は、独り暮らし高齢者宅を中心に延べ31件(2月25日時点)へ出動した。大半は市社福協職員が対応し、登録団体への出動要請は、どか雪対応に追われた2月21日の市役所のみだった。市社福協は、自力での除雪が困難な高齢者世帯などを対象に、玄関から道路までの通路確保やガスボンベやストーブ排気口周辺の雪寄せを支援。担い手の除雪ボランティアは、今冬は個人2人と9団体が登録。一方、支援を希望した高齢者世帯等は21世帯で、17世帯は独り暮らし高齢者宅だった。どか雪が降った2月21日は、新規に支援を要望した9世帯への派遣を含め15件で除雪。早朝から支援要請が相次ぎ、市社福協職員だけでは手が足りず、市役所へ出動要請し、5件の除雪を実施した。
