
深夜・早朝にタクシー運行 能代市、緊急時の移動手段確保へ新規事業
能代市地域公共交通活性化協議会(会長・斉藤市長)は27日、市役所で第4回会議を開き、深夜・早朝にタクシーを運行して緊急時の移動手段を確保する事業や、インターネットで公共交通手段を検索できる公共交通情報統合管理・発信システム構築業務委託、AI(人工知能)オンデマンド交通「まちなかコサクル」の通年実証運行など来年度事業を確認した。深夜・早朝のタクシー運行は新規事業で、救急搬送後に家族らが病院から自宅に戻る交通手段がないなど不便を強いられている現状を踏まえ、タクシーが運行しない午前2時以降の空白時間を解消する狙い。救急患者を受け入れる市内3病院を発着場所とする。5月にも開始し来年3月まで行う。
