阪神の工藤泰成投手が開幕1軍 育成新人では球団初

 日本プロ野球機構(NPB)は27日、各球団の出場選手登録を公示した。能代一中出身で、昨年のドラフト会議で阪神に育成1位指名され、今月7日に支配下選手となった工藤泰成投手(23)が登録され、1軍入りが決まった。育成指名1年目の開幕1軍は球団初。今季のプロ野球は、28日に開幕、阪神は広島・マツダスタジアムで広島と戦う。工藤は秋田市生まれ。5年生の時に能代市渟西小に転校し、スポーツ少年団の渟西小野球クラブに所属。能代一中でも野球部に所属し、明桜高、東京国際大と進んだ。昨年、プロ野球独立リーグの四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスへ入団、同年10月のドラフトで阪神に育成1位指名された。最速159㌔右腕は、オープン戦で好投。育成から実力でつかんだ開幕1軍入り。その活躍に期待が高まっている。

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