能代市と東京都豊島区が教育連携協定覚書に署名 13年目の相互交流へ

 能代市は27日、オンラインで東京都豊島区との教育連携協定覚書に署名し、今後も能代市、豊島区が相互交流を深めて教育の質と子どもたちの学びの向上に努めることを確かめた。能代市と豊島区は平成25年に教育連携協定を締結しており、今年で13年目になる。能代市の高橋誠也教育長は「昨年は教員の交流が復活し、ICT(情報通信技術)、特別支援教育はもちろん、豊島区の外国籍の子どもへの対応など学びの多い年になった。新年度も互いの連携を深め、何より子どもたちのために充実したものにしたい」と話すと、豊島区の金子智雄教育長は「能代市と協定を結んで以降、互いの教育を見直すことができて大変有意義と感じている。新型コロナがあって大人同士の交流が難しい中でも、子どもたちが画面を通じて交流を始めたフレンドスクールが続いていることが未来につながっていくと思う」とし、今後も交流を発展させて教育の質の向上を図りたいとした。

豊島区との教育連携協定覚書に署名した高橋教育長(右から2人目)
豊島区との教育連携協定覚書に署名した高橋教育長(右から2人目)

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