
サクラマス釣り解禁へ
港周りはヤリイカ、クロソイ
来週からはいよいよ4月。ファン待望のサクラマス釣りも解禁となり、米代川水系は全国からの釣り客でにぎわいそうです。
ヤリイカ
八峰町・五能線沿線の各港湾では胴長10~25㌢クラスが1人0~9杯。
男鹿市・男鹿半島一帯の各港湾では胴長20~31㌢クラスが1人0~3杯。いずれもエギングで、エギまたは餌巻きエギを使用。
クロソイ
男鹿市・男鹿半島一帯の各港湾ではルアー釣りで15~20㌢クラスが1人0~3匹。マゾイ(標準和名=キツネメバル)も交じる。
メバル
男鹿市・男鹿半島一帯の各港湾ではルアー釣りで15~22㌢クラスが1人0~2匹。クロソイとともにジグヘッドリグを使用し、ワームは食いが良い時はアピール度の高いシャッド系、食いが渋い時は微波動のピンテール系が良い。
4月1日から米代川水系のサクラマス釣りが解禁となる。簡単に釣れる魚ではないが、1匹の価値は非常に高く、全国から多くのファンが足を運んでいる。釣りを行うには米代川水系サクラマス協議会が発行する遊漁券が必要となる。同券には、日釣り券(3500円)、年券(1万5千円)があり、同水系周辺の釣具店、コンビニなどで購入できるほか、クレジット決済もできる遊漁券アプリ「フィッシュパス」も便利だ。同協議会では1シーズン10匹までのリミット制限があるので注意。
サクラマスのほか、ニゴイ、スズキなども釣れるが、ブラウントラウトについては、秋田県の諮問機関の漁場管理委員会指示により、秋田県内全域で再放流が禁止となっている。現在生息域の調査も兼ね、米代川水系サクラマス協議会(☎0186・63・2887)では引き取りも行っている。もし釣れたら連絡し、情報提供などに協力してほしい。
近年は危機感よりも釣りたい気持ちが勝ってか、無理な立ち込みをして流されてしまう水難事故が毎年のように起こっている。ウェーディングは膝下程度にとどめ、フローティングタイプのベストなど何らかの救命具を装着したい。
情報提供は秋田市の釣り東北社
TEL:018-824-1590