
昨年の白神山地入山者数3万2966人 前年より6634人減少
環境省東北地方環境事務所によると、6年の白神山地への入山者数は3万2966人で、前年の3万9600人(計測7地点)から6634人減少した。このうち本県側の岳岱自然観察教育林(藤里町)は1176人で前年比2597人減。アクセス道路が工事に伴い紅葉期を除いて閉鎖されたことが影響した。同省は世界自然遺産・白神山地の環境保全対策を図る上で基礎データとなる入山者数の把握に取り組んでおり、遺産地域や周辺地域の登山道入り口に計測機器を設置。6年は場所によって4月から11月まで本県側2地点、青森県側6地点の計8地点で計測した。