能代コミュニティエフエム、8年度開局へ準備 7年度はスタジオなど選定

 インターネットプロバイダーのNPO法人「白神ねっと」(能代市、中村浩三理事長)が、コミュニティーFMラジオの令和8年度の開局に向けて準備を進めている。今年度は能代山本の商工団体や企業関係者ら約20人で「能代コミュニティエフエム設立準備会」(会長・大森三四郎県商工会連合会長)を立ち上げて会則や組織図を決めた。7年度は送信所やスタジオの選定、出資者・スポンサーの募集など具体的な活動を本格化させる。地域に密着した情報を発信する放送局を目指し、災害時の緊急情報をはじめ地域のイベントやヒト、モノ、生活などあらゆる情報を提供する。コミュニティーラジオは県内に7局あるが、能代山本は空白域。これまで複数の民間団体が開局を模索したが、実現には至らなかった。

能代コミュニティエフエム設立準備会の第2回会議(能代商工会館で)
能代コミュニティエフエム設立準備会の第2回会議(能代商工会館で)

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