梅朝さん軽妙に２席披露 能代市文化会館でこころの会「松原寄席」

　能代市砂留山の秋田セレモニーセンター「こころの会」主催の「松原寄席」は23日、市文化会館中ホールで開かれ、落語家の春風亭梅朝さん（41）が軽妙な語り口で落語を披露し、来場者を楽しませた。　「松原寄席」は、会員たちが落語に触れる機会を設け、充実した気持ちで過ごしてもらおうと一昨年から開催。３年連続で梅朝さんを招いた。この日は午前と午後の２部構成。午前の部には会員など約１００人が来場し、出ばやしに乗って登場した梅朝さんは、冗談を交えたまくらで聴衆を引き込みつつ、「猫と金魚」「だくだく」の２席を披露。登場人物の心境や一つひとつの動作を巧みに演じ分け、笑いを誘っていた。